ときめきフレーバー

2007年9月24日。最高のクラスメイト9人に囲まれた“永遠に卒業しない学校”に入学。

閑話

 

 いや、いろんなことが面倒くさいなーって思うこと、あるじゃないですか。まあそういうときって大体生理前なんですけどね。ホルモンには勝てない。眠いし。頭痛いし。

 それでもやっぱり、全部が面倒だなと思ったときに、じゃあどうしたらいいんだろうって、わたしはとりあえずテレビとかラジオとか全部消すんですよ。もう音がうるさいの。会話もそうだし咀嚼音も物音も全部がんがんするくらいうるさいの。それで一人で静かなところに来て、あーよかったって安心して、ふと気が付くと部屋のポスターの山田くんと目が合うんですよ。そんで、ごめんねって思いながら、そっと外します。いろんな面倒くさいことのなかに山田くんが入ってしまう時もあるけど、それよりもまず、こんな自分が山田くんの名を借りて、山田担です、なんて胸張れないなって。いちいち細かいことに苛立ちながら、ふっと山田くんを見ると、ああ、申し訳ないなって思うんです。この人の名に恥じない人間になりたいなっておもったりします。

 それで、究極にいろんなことが面倒になった時、わたしはすぱっとメディア全部断ちます。なんかね、それでこうして文字を打つんです。この文みたいにとりとめのないこととか、あるいは小説でも詩でもなんでもいいんだけど。言葉が出てくるのをそのまま文字起こししているみたいにして打っていくと、そのうちぶちまけ終わってすっきりして、あっさりオタクにもどっていたりするの。

 

 わたしが思うにアイドルオタクってすごく疲れる。いままでさんざん色んなもののオタクをしてきたからこそ言えるんだけど、アニメオタクより文学オタクより野球オタクよりダントツでアイドルオタクが疲れる。ここでいう疲れるっていうのは、もうやになるって意味じゃなくて、体力を使うって意味で。多分他のオタクより、期待するものが多すぎて、裏切られることが多すぎて、自分の居場所を見失いやすくなる気がする。

アニメであれ野球であれ、情報を得られる時間が決まってるわけじゃないですか。アニメだったら放映時間帯で野球だったら試合時間帯で。アニメも野球も雑誌買う人もいるけど、でもそれを買ってないからってなにかに乗り遅れることなんて無いわけだし。テレビさえあれば、もうそれだけで立派にファンとしてやっていける土台がある。要するに「本編」があるんですよ。

でもアイドルは違う。ここだけ追ってればいいって本編がないの。俳優も歌もダンスもバラエティも本業であって本業じゃなくて、彼らの本編って「アイドル」っていう、文字通り虚像じゃないですか。じゃあどうしたらいいのって、常にアンテナ張って、あっちに仕事こっちも仕事って目まぐるしく追いかけて。それでも見たことない景色、見せてくれると思って、信じてついていって、ついていった挙句裏切られるなんて日常茶飯事。求めることが多すぎて、期待することが大きすぎて、それに見合わない結果が帰ってきた時の衝撃が大きすぎるんだと思うんですね。ファンの皆が好きですっていうのと、彼女が居ますっていうの、相反するものじゃないわけですよ。嘘つき呼ばわりなんて出来ないんですよ。でも、ついつい責めてしまう自分もいて。「いまは仕事が一番って言ったじゃん」とか。お前は何様のつもりなんだ。

 

 綺麗なものだけ見せてくれってあんまりにも我儘なの、自分でもわかってます。わかってますけど、でもそれを求めずにはいられなくて、それで一人で勝手に裏切られて落ち込むの、ばかばかしいって思っちゃうことやっぱりあります。面倒くさいからポイしちゃうことあります。直接接する相手とでも摩擦が起きるのが人間なのに、こんなに分厚いブラウン管ごしで一体彼らの何が分かるっていうんですか。髪の一本すらもわかんないじゃないって。その人のこと、分かりたくてファンやってるのに。そりゃ、誰かを理解しようなんておこがましいけど、それでもやっぱり知りたいと、好きだから知りたいと、そう思ったらいけませんか。つかもうとしてもつかもうとしても結局つかめないもの、追いかける意味なんて無いじゃんって、なに無駄なことしてんだろって、好きでいるのが疲れて面倒になるのが、やっぱり生理前で、だから3日4日もしたらやっぱり呆れるくらいにアイドルを追っかけてる自分の、女としての機能にいらだちを覚える、そんな今日このごろです。書き溜めてる超大作(仮)があるので、近いうちにまたすぐブログ更新しますね。それではまた。

 

夢はまだずっと遠くて

 

いまでも不思議に思うことがある。

9年前のあの日、偶然なのか必然なのか集められたメンバーたち。

彼らに出会えたあの日のこと。

音楽番組の生中継で1人ずつ名前を言っていたのを、ぼんやり見ていたあの日の自分のこと。

 

遠い遠いいつかの未来のきみたちは、どんな顔で、どんな世界で、どんなふうに笑ってるかな。

好きにならなきゃよかったって思うこともあった。アイドルなんて、ジャニーズなんて、って思うこともあった。いろんな世界があって、たくさんの好きがあって。適度な距離のまま応援できればそれでいいやって思うこともあった。

私が応援しなくても、彼らはきっと輝ける。羽ばたける。いつかきっと国民的アイドルになる。そんな根拠の無い、けれど確かな予感はずっと胸にある。

未熟で、まだまだで。そんなふうに彼らを形容し続ける自分こそが、変化についていけていないだけのちっぽけな存在のように思えてくる。彼らは変わったんだろうか。それとも、わたしが変わったんだろうか。

たとえ世界の果てだって行ける気がする、と高らかに歌う彼らの声。いまでも覚えてる、あの日やっと見つけ出せた、大事な大事な宝物のような9人。

 

わたしの青春は、いつかきっと終わりがくる。

前を向いて、ひたむきに、日々をこなすような毎日がやってくる。そうだとしたなら、わたしの青春は、ずっときみたちが持っていてはくれないだろうか。預けていていいだろうか。甘えていていいだろうか。まだまだだな、って、頑張ろう、って思うための若さを、ずっときみたちに任せていてもいいだろうか。

 

私の見えないところで、知らないところで、メンバーたちがメンバーたちらしく、それぞれ変わっていった。

さみしいとは思わない。なんでかな。遠くに行ったとも、思わない。彼らは彼らなりに、たぶん、変わっていないように見せかけてくれている。14歳くらいのまんま、変わってないって思える様にしてくれている。なつかしいという感情をいまだにくすぐってくる。

 

好きだっておもうことは、きっとなによりかけがえのない感情なんだと思うようになったのは、きみたちがいたからだった。

純粋に、きみたちを見ていたい、好きだってこんなに思えるのは、信じられるのは、なんでなのか、不思議に思うよ。

 

痛みも希望も抱えて、少しずつ大人になるその背中に、ずっとずっとエールを送ります。

たくさんの愛をありがとう。

たとえいつかまぶしくて見えなくなったとしても、それぞれのやり方で信じた道を進んでくれるなら、わたしはそれでいいんだ。

かっこいいきみたちも、かわいいきみたちも、ぜんぶまるごとありのままのきみたちでいて。

 

愛が導いてゆく先が、壁という名の扉を開いた先が、どうかどうか、きみたちを包む柔らかな未来でありますように。

 

Hey! Say! JUMP 9周年おめでとう!

ずっとそばにいてくれて、ありがとう。

10年目のこれからも、同じ歩幅で1歩ずつ、歩み続けて。

いつか、でっかい花火見せてください。

待ってるよ。

 

 

阪神奈川間の夜行バスから愛をこめて

2016/09/24 Hey! Say! JUMP山田涼介担 しらゆき

 

傷心ジャニオタの東北弾丸一人旅〜後編〜


 

〜これまでのあらすじ〜

ジャニオタ休むわぁ→SMAP解散報道→もうムリマジ病みジャニオタやめたぃょ……→東北いこ→高畑裕太逮捕←イマココ!

 

山形の親友にあった瞬間のジャニオタの一言

「ジャニオタやめたい!!!!!!」

非ジャニオタの友人に晩御飯を作ってもらってお風呂に入ったら少し落ち着いて、いろいろ話を聞いてもらううちになんとなく心の整理をつけました。

それはそれ、これはこれ。

事件はひとつの事件として、いるのは被害者と加害者で。わたしたちが周りからとやかく言うべきじゃないこともたくさんある。だからわたしが願う事は、被害者のこれからの心のケアと、悲しみの輪がこれ以上広がらないこと。

その日は、親友と高校時代の思い出話に花を咲かせて眠りました。幸せだった〜。

 

翌日、朝ごはんを食べてから早く山形駅に帰還して親友とはお別れ。一瞬の再会……


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  山形から仙台までもういっかい高速バスで戻りました。ちなみに、結論から言うとチャンカパーナなかった。

チャンカパーナなかったです……


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朝方の高速バス乗り場はなんだか風情があってよかった。チャンカパーナはなかった。

 


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仙台から新幹線に乗って向かったのは、宮沢賢治の里・新花巻!


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駅の周りはすでに賢治一色!タクシーに乗り込んで宮沢賢治文学館に向かいます。タクシーの運転手さんが宮沢賢治のことを「賢治さん」って呼んでるのすごく良かった。


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入口からしてめちゃかわいい〜!!!!ほんとは間に挟まりたかったけどセルフタイマーできる場所がなかったから断念……わたしも猫の事務所入りたかったよ……

 

館内は撮影禁止だったんですが、今回は期間限定で宮沢賢治の「雨ニモマケズ手帳」が公開されてました。生誕150周年だったかな?せっかくなので近くでまじまじと見させてもらったんですけど、賢治さんの優しい字になんだかこころが休まった気がします。

 


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次はー、銀河ステーション、銀河ステーション

賢治記念館の周りには、他に宮沢賢治童話村とイーハトーブ館っていうのがありまして。わたしは無料シャトルバスに乗って先に童話村に来ました。


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 ここがめっちゃよかったんだわ……

 


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あのね……………………ほんとに綺麗で…………ナレーションもすごくよくて…………賢治の見つめてきた世界をそのまま見つめてるような気持ちになりました……。写真じゃ伝わらないから絶対生で見て欲しい……。

 

あとね……ちなみになんだけど……目の前のカップルが最初の椅子のところでいちゃつき出して全然写真取れなくてさ……

セルフタイマーしたろうか????はしゃぐぞ????

って気持ちでした。私だってチャンカパーナ成功してたらいまごろその椅子座って2人で撮影会ごっこしてたわ。ばーかばーか。どうでもいいけどチャンカパーナって成功とか失敗とかなの??

 


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きらきらした賢治世界は子供のうちに体験しておきたかったなぁ〜。

ライトアップあるらしいので、後ろ髪引かれながら童話村をあとにしました。どーせカップルいっぱいなんでしょ!!!!知ってる!!!!だってめっちゃきれいやもん!

!!!

ここからイーハトーブ館を目指します。

 

 

目指し…………

 

 


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めちゃ坂!!!!!!!!え?!?!?!なに?!?!?

 

めちゃ坂やった……びびる……ほんとびびるから……賢治さんどういうこと……賢治さんの世界を知るためには坂を登らなあかんってこと……??むずかしい……

 


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ジャニオタ、疲れる(※体育会系部活)

この佇む姿……悲壮感……

 

え??

あ、言った方がいいですかね?セルフタイマーですね。

 


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イーハトーブ館のあとは、山猫軒へ!かの「注文の多い料理店」を再現したお店です。


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美味かった〜青リンゴジュース!

自分も食べられるのか最後までヒヤヒヤしてたんですけど食べられませんでした。よかった。


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お土産で買ったのがりんごのネックレスなんですよ〜かわいい!賢治が作品の中で宇宙を林檎に例えたことがあって、それを思い出して感動して買ってしまった……しかもいっこずつハンドメイドだったよ……まだあるかなあ、あったらぜひ!

 


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 新花巻駅から見えた空すんごく綺麗でした……。

 

ここから再び仙台に戻り、仙台大阪間の夜行バスで帰りました。リッチなやつだった……三列シートで隣との間にカーテン引けるヤツ……

朝8時頃大阪について、11時からバイトいきました。

バイト行きました………

バイト終わってがっっっっっつり寝た。

そして目が覚めた!あれ?!またバイトだ!!!!!

圧倒的アホスケジュール……←イマココ!

 

東北いって学んだこと、考えたことたくさんあって、いろんな人としゃべって、言葉にしようと思っても、胸いっぱいで言葉にならなくて。

 

でもね、太宰の言葉ですとんと胸に落ちたものがありました。

 

好き嫌ひは理窟ぢや無いんだ。あなたに助けられたから好きといふわけでも無いし、あなたが風流人だから好きといふのでも無い。ただ、ふつと好きなんだ。

 

 

 むずかしく考えてうじうじしてる自分にどんと響く言葉で、太宰疎開の家でひとり涙をこらえました。

結局、こんな遠くに来てまで、部活休んでひとりになってまで、考えるのは大好きな山田くんのこと、小山くんのこと。なにしてんだろな、って思うのと同時に、ここまで好きになれる人なんて早々いないんじゃないかって。

 

不祥事とか、落ち込むこととか、つらいこととか、これまでもたくさんあったし、これからもあるんだろうけど、その度に落ち込んで、泣いて笑ってくよくよして、それでもやっぱり辛いほど好きだって思えるなら、もう彼らの背中を追うしかないんだと思います。

 

背中を押してくれるのは、山田くん。

手を引いてくれるのは、小山くん。

 

 いろんな人に心配とご迷惑おかけしましたが、これからも、彼らのたどる軌跡を見届けようと思います。これが、24時間テレビ前に出せた私の答えです。

愛は地球を救う!!!!!

 


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仙台の牛タンめっちゃ美味かったです!!!!!!!!またいくよ、東北〜!