Hey! Say! JUMPツアー2016「Dear.」7/30 2部
Hey! Say! JUMPツアー2016「Dear.」行ってきました!!!!!!!!
以下、しがないオタクのねっとりとした感想(感傷?)です。若干のネタバレあります。
コンサート全体を通しての感想を一言で、と言われたら間違いなくこう答えます。
「やるじゃん!!!!!!!!」
最近、色んなグループのコンサートに入らせてもらえることが増えて、KAT-TUNやNEWSやKis-my-ft2など、毛色の違う色んな現場を見る内に感じていたのは、JUMPの圧倒的なコンサートの弱さでした。
数はこなしているのに、どうしても「またか」って思えてしまう演出、振り付け、ダンス。踊って欲しい曲を踊ってくれなかったり、何度もなんども同じ曲をセトリに組み込んだり。そんなことが多くて、正直にいえば、JUMPのコンサートは本当に「まだまだ」なんだなと思っていました。
まだまだ、成長途中、発展途上。
そんな風に思いはしながらも、「もう10年になるのに。」心のどこかそう感じていたこともまた紛れもない事実です。
でも今回は、そうじゃなかった。
完璧じゃないかもしれない。まだまだ不完全で未熟かもしれない。
だけど、JUMPが確かに「世界を作っている」というのをしっかりと感じました。
masqueradeを筆頭にして仮面舞踏会をテーマに作られた今回のコンサートは、初めみんな仮面をつけて登場します。頭上には輝くシャンデリア、真紅色のカーテンと黄金色の手摺や柵。誰もが想像するような豪華絢爛な世界。けれどそれは形だけではなく、セットリストのあらゆる場面で、姿を変え、色を変え、時には使い道も変え、七変化させていきます。
小道具も、バックの映像も、ほんのちょっとの歌詞の変化も、衣装も、ダンスも、「今までとは違う」、確かにそう感じました。
10年間、山田くんの背中を見つめてきました。時には離れもしたけれど、10年間、彼の成し遂げるもの、作り上げるもの、描く世界、それを見たくて。
今回、その一部分を垣間見たと思いました。
一番それを感じたのは「Ride With Me」。わたしが大好きな曲で、JUMPの第二章の幕開けともいえる曲です。変えられたテンポやリズムや振り付け。わたしはその間、山田さんのことをただただ双眼鏡で追っていました。こんなに美しい人が、こんなに必死に全力に、大好きな曲を踊って歌っている。ライトが当たってなくたってシャカリキにガムシャラに。汗が飛び髪が乱れても、ただただ力強く踊る山田さんの横顔が、本当に、本当に、この世のものとは思えないくらい、綺麗でした。
そう思った瞬間、涙が溢れて止まらなくなって、時が止まったみたいにただただ泣いて、双眼鏡をのぞき込んで、彼のことを心の底から愛おしく思いました。
こんなに綺麗な人。
こんなに美しい人。
こんなに努力家な人。
こんなに好きでいたいと思える人。
こんなに好きでいてよかったと思える人。
こんなに好きでいることを誇れる人。
大阪城ホールのメインステージで踊り続けるその人が、わたしの自慢の、自信の、誇りの、源の、山田涼介さんその人でした。
アリーナにいた私は、泣きはらした顔で、トロッコから見下ろしている山田さんの顔をじっと見つめました。周りには山田くんのうちわを抱えた人がたくさん、彼に向って笑顔で手を振っています。わたしの真上を通っていった山田さんは、ただにこにこと嬉しそうに、幸せそうにこちら側を見ていました。その瞬間にやっぱり泣けて泣けて仕方なくて、「あぁ、この人の道を照らす光の一部に、私はなれているんだろうか」と思いました。ただきみが笑ってくれるなら、前へ進んでくれるなら、それだけでわたしは幸せです。
演出や構成に関わった山田さん。彼が進むなら、変わるなら、新しい道を歩むなら。わたしはずっとその道を照らし続けていたいです。
「同じ歩幅で」、と、最後の挨拶で彼の口から聞いた瞬間泣き崩れてしまって、どうしようもないオタクだなと思ったけれど、でもね、その言葉が私は大好きです。
JUMP9人、同じ歩幅で、ずっと一緒にいてください。
ゆっくりでも、ちょっとずつでも、真っ直ぐ、君たちの行きたい場所へ。
明るくて楽しくて可愛いJUMPも、コンサートで見つけた大人っぽくて色っぽくて強気なJUMPも、まるごと全部ひっくるめて、君たちの色にして。
きみの声、届いてるよ。
終わらない夢を、見たことない場所を、それを追い続けるきみの背中を、きみたちの背中を。どうか見つめさせてください。
いつもありがとう。
これからもよろしくね。
親愛なる Hey! Say! JUMPへ。