傷心ジャニオタの東北弾丸一人旅〜後編〜
〜これまでのあらすじ〜
ジャニオタ休むわぁ→SMAP解散報道→もうムリマジ病みジャニオタやめたぃょ……→東北いこ→高畑裕太逮捕←イマココ!
山形の親友にあった瞬間のジャニオタの一言
「ジャニオタやめたい!!!!!!」
非ジャニオタの友人に晩御飯を作ってもらってお風呂に入ったら少し落ち着いて、いろいろ話を聞いてもらううちになんとなく心の整理をつけました。
それはそれ、これはこれ。
事件はひとつの事件として、いるのは被害者と加害者で。わたしたちが周りからとやかく言うべきじゃないこともたくさんある。だからわたしが願う事は、被害者のこれからの心のケアと、悲しみの輪がこれ以上広がらないこと。
その日は、親友と高校時代の思い出話に花を咲かせて眠りました。幸せだった〜。
翌日、朝ごはんを食べてから早く山形駅に帰還して親友とはお別れ。一瞬の再会……
山形から仙台までもういっかい高速バスで戻りました。ちなみに、結論から言うとチャンカパーナなかった。
チャンカパーナなかったです……
朝方の高速バス乗り場はなんだか風情があってよかった。チャンカパーナはなかった。
仙台から新幹線に乗って向かったのは、宮沢賢治の里・新花巻!
駅の周りはすでに賢治一色!タクシーに乗り込んで宮沢賢治文学館に向かいます。タクシーの運転手さんが宮沢賢治のことを「賢治さん」って呼んでるのすごく良かった。
入口からしてめちゃかわいい〜!!!!ほんとは間に挟まりたかったけどセルフタイマーできる場所がなかったから断念……わたしも猫の事務所入りたかったよ……
館内は撮影禁止だったんですが、今回は期間限定で宮沢賢治の「雨ニモマケズ手帳」が公開されてました。生誕150周年だったかな?せっかくなので近くでまじまじと見させてもらったんですけど、賢治さんの優しい字になんだかこころが休まった気がします。
次はー、銀河ステーション、銀河ステーション
賢治記念館の周りには、他に宮沢賢治童話村とイーハトーブ館っていうのがありまして。わたしは無料シャトルバスに乗って先に童話村に来ました。
ここがめっちゃよかったんだわ……
あのね……………………ほんとに綺麗で…………ナレーションもすごくよくて…………賢治の見つめてきた世界をそのまま見つめてるような気持ちになりました……。写真じゃ伝わらないから絶対生で見て欲しい……。
あとね……ちなみになんだけど……目の前のカップルが最初の椅子のところでいちゃつき出して全然写真取れなくてさ……
セルフタイマーしたろうか????はしゃぐぞ????
って気持ちでした。私だってチャンカパーナ成功してたらいまごろその椅子座って2人で撮影会ごっこしてたわ。ばーかばーか。どうでもいいけどチャンカパーナって成功とか失敗とかなの??
きらきらした賢治世界は子供のうちに体験しておきたかったなぁ〜。
ライトアップあるらしいので、後ろ髪引かれながら童話村をあとにしました。どーせカップルいっぱいなんでしょ!!!!知ってる!!!!だってめっちゃきれいやもん!
!!!
ここからイーハトーブ館を目指します。
目指し…………
めちゃ坂!!!!!!!!え?!?!?!なに?!?!?
めちゃ坂やった……びびる……ほんとびびるから……賢治さんどういうこと……賢治さんの世界を知るためには坂を登らなあかんってこと……??むずかしい……
ジャニオタ、疲れる(※体育会系部活)
この佇む姿……悲壮感……
え??
あ、言った方がいいですかね?セルフタイマーですね。
イーハトーブ館のあとは、山猫軒へ!かの「注文の多い料理店」を再現したお店です。
美味かった〜青リンゴジュース!
自分も食べられるのか最後までヒヤヒヤしてたんですけど食べられませんでした。よかった。
お土産で買ったのがりんごのネックレスなんですよ〜かわいい!賢治が作品の中で宇宙を林檎に例えたことがあって、それを思い出して感動して買ってしまった……しかもいっこずつハンドメイドだったよ……まだあるかなあ、あったらぜひ!
新花巻駅から見えた空すんごく綺麗でした……。
ここから再び仙台に戻り、仙台大阪間の夜行バスで帰りました。リッチなやつだった……三列シートで隣との間にカーテン引けるヤツ……
朝8時頃大阪について、11時からバイトいきました。
バイト行きました………
バイト終わってがっっっっっつり寝た。
そして目が覚めた!あれ?!またバイトだ!!!!!
圧倒的アホスケジュール……←イマココ!
東北いって学んだこと、考えたことたくさんあって、いろんな人としゃべって、言葉にしようと思っても、胸いっぱいで言葉にならなくて。
でもね、太宰の言葉ですとんと胸に落ちたものがありました。
好き嫌ひは理窟ぢや無いんだ。あなたに助けられたから好きといふわけでも無いし、あなたが風流人だから好きといふのでも無い。ただ、ふつと好きなんだ。
むずかしく考えてうじうじしてる自分にどんと響く言葉で、太宰疎開の家でひとり涙をこらえました。
結局、こんな遠くに来てまで、部活休んでひとりになってまで、考えるのは大好きな山田くんのこと、小山くんのこと。なにしてんだろな、って思うのと同時に、ここまで好きになれる人なんて早々いないんじゃないかって。
不祥事とか、落ち込むこととか、つらいこととか、これまでもたくさんあったし、これからもあるんだろうけど、その度に落ち込んで、泣いて笑ってくよくよして、それでもやっぱり辛いほど好きだって思えるなら、もう彼らの背中を追うしかないんだと思います。
背中を押してくれるのは、山田くん。
手を引いてくれるのは、小山くん。
いろんな人に心配とご迷惑おかけしましたが、これからも、彼らのたどる軌跡を見届けようと思います。これが、24時間テレビ前に出せた私の答えです。
愛は地球を救う!!!!!
仙台の牛タンめっちゃ美味かったです!!!!!!!!またいくよ、東北〜!