ときめきフレーバー

2007年9月24日。最高のクラスメイト9人に囲まれた“永遠に卒業しない学校”に入学。

「10000字ロングインタビュー 中山優馬」は彼にとっての決意の証だ

 

山田担の自分にとって、中山優馬くんは特別な存在だ。

 

shirayuki221.hatenablog.com

NYCができたとき、優馬くんがつらい位置にいたことは間違いない。そして彼をそんなつらい位置に追いやったのはJUMPのファンだ。NYCに対して、優馬くんに対して、ひどい言葉、冷たい言葉、たくさん見聞きしたし、わたしも実際NYCがきっかけで山田くんから距離を置いた。優馬くんのことが苦手だった。優馬くんのことを、どうしてもよく思えなかった。山田くんをとらないでよと思った。

今の私は中山優馬というアイドルが好きで好きでたまらなくて、それはNYCのことを抜きにしては考えられない。NYCがあったから、いまの優馬くんに出会えた。NYCがなかったら、こんなに最高なアイドルを一生見つけずにいたかもしれない。だから、NYCに、とても感謝してる。NYCへの感謝も、涙も、悔しさも、苦い思い出も、言葉にできない感情全部、このままずっと未来にもっていこう。

 

shirayuki221.hatenablog.com

優馬くんは孤独じゃない。たしかにソロ活動ではあるけれど、優馬くんにはファンがいる。屋良くんがいる。つーこさんがいる。ジャニーさんがいる。関ジュがいる。WESTがいる。JUMPがいる、トラジャがいる、ふぉ~ゆ~がいる、プレゾンメンバーがいる。ソロ活動で自由がきく分、誰より多くの仲間がいる。

 

shirayuki221.hatenablog.com

 

ジャニーズカウントダウン2011-2012のときに、「Ultra Music Power」から「勇気100%」へバトンタッチしたあとのこと。客席にいた中山優馬の元に、山田くんと知念くんが到着。そして最後に、JUMPのみんなで優馬くんのもとに集まるんです。そのシーンを見たとき、一瞬だけ夢見たんです。JUMPと優馬くんがもしも一緒だったら、どれだけよかったかなって。

 

山田くんと優馬くんは切っても切り離せない関係にあると思う。優馬くんはいつも山田くんのことを「尊敬している人」として話をしてくれるし、山田くんも優馬くんのことを同世代としてとても気にかけていると思う。

一時期は、NYCとして一緒に活動もしていた。はじめはぎこちなかった優馬くんも、知念くんと山田くんの空気に徐々に打ち解けていった。わたしはNYCが嫌いだったけど、失って初めて、好きになれた。

 

優馬くんの一万字を山田担に読んでほしい、とフォロワーさんに言われ、コンビニでなんとなくMyojoを手に取った。1ページぺらりとめくって、買いたいと思った。この本を手元に持っておきたい。そうでなきゃ一生後悔する。焦って買って帰ってすぐ読んだ。ついさっきのことだった。山田担に読んでほしい。WEST担に読んでほしい。関西Jrのファンに読んでほしい。そして何より、優馬担に読んでほしい。

わたしはここに原文をまるまる載せるつもりはない。ぜひその目で、見て、最初から最後まで、しっかりと読んでほしい。だからできればこの先は、一度あのインタビューを読んでから、見てほしいと思う。

 
「なにより、現状に一番ジレンマを感じているのは僕なんで」

優馬くんはソロ活動をしている数少ないジャニーズ事務所のアイドルのうちのひとりだ。

だから、彼は踏み外せない。

 

誰にも任せられない。誰にも頼れない。ひとりで歩いていくと彼がそう決めた。その覚悟が痛いほど伝わってきた。

仕事は取ってくるもの。直談判もするしオーディションも受ける。一歩も立ち止まらない。なのに、「ツラくない」と優馬くんは言う。そう言えてしまうのは、もうすっかりその環境に慣れてしまったからなのかも知れない。だけど、彼は確かにソロとしても未来を選んで、あったかもしれないグループという未来を「選ばなかった」。その覚悟はわたしたちの想像の遥かむこうまでつながってる。

正解は結果論でしか語れない。その残酷な理論を、彼は確かに自分に課している。

 
「こっちの道が正解だったってことを、これからの人生を賭けて証明しようと思います」

関西が彼の居場所だった。だけど彼はその道を選ばなかった。関西を背負う役目はジャニーズWESTにやってほしいと思っていた。夢に見るほど、あの場所は確かに彼の居場所だった。そうじゃない道を選んだことで失ったことと同じくらい得たものもあるなんて、どうしてそんなに強いことが言えるんだろう。優馬くんは、ずっと前だけを見ている。今が正解だと胸を張る。その強さにわたしはいつだって胸を打たれる。

 
「山田くんに届け」

「北斗」も「グラスホッパー」も、同じ瀧本監督作品だ。山田涼介の演技は、称賛され表彰されるような、多くの人に認められ、スポットライトを浴びるような演技だ。わたしは山田くんの作品を見るたびに、「この人の担当でよかった」と心から思う。そんな彼と優馬くんは同世代だ。

でも、ライバル視ができないという。山田くんの大きさを改めて実感した。勝てる部分が見つからないと優馬くんは言った。わたしは、山田くんにも優馬くんにも良さがあって、比べるものでも甲乙つけるものでもないと思っている。けれど優馬くんが山田くんと肩を並べたいと思ってくれることが、ただ嬉しい。わたしは、山田くんと優馬くんは、同世代の双璧を成す俳優になると信じている。いつか必ず肩を並べる日が来る。彼らお互いの主演作が、同じ賞にノミネートされ、競い合う日が必ず来る。そのチャンスを、タイミングを、優馬くんは虎視眈々と狙い続けていると思う。その貪欲さが、本当に好きだと思った。

 

 

「きっと、あなたが見たいものと、僕が見せたいものはいっしょなはずだから」

優馬くんはいま、舞台をメインに演技の仕事をしている。

ドラマ「北斗~ある殺人者の回心~」は、深く心に響く作品で、そしてその役作りもとてつもなく過酷なものだった。世間の目を変えたいと思って挑んだ。だけどそううまくはいかなかった。わたしは純粋に悔しかった。あんなに人の感情を揺さぶるような作品が世に広まらないことが悔しかった。悔しい。優馬くんが日の目を浴びない世界が、悔しい。

コンサートは、ファーストと名のついた4年前から一度も行われていない。絶対帰ってくると約束した優馬くんをわたしは信じるし、ずっと待っている。彼がまずは演技で認められてから音楽に戻ってくることを信じている。配信限定の主題歌。完全受注生産のコンサートDVD。もうそんな思いしたくない。わたしも、そしてきっと優馬くんも。

「ひとりも逃したくない」ファンの、そのひとりになれているかな。もう少しだけ待ってて。優馬くんは嘘をつかない。そんなに器用な人じゃない。だからずっとついていく。わたしは「ジャニーズ・中山優馬」のファンでいる。

 

読んでほしい。

たくさんの人に、彼を知ってほしい。

その目で見てほしい。

中山優馬はいつか、絶対に、私たちの期待や予測なんてちっぽけに思えるほど、大きな存在になる。

このインタビューはそのスタート地点で布石に過ぎない。だけど、買う価値がある。読む意味がある。

手に取って、買って、読んでほしい。いつかこの彼の決意の証が、本当の未来になる。